《男と女》(読み)おとことおんな

世界大百科事典(旧版)内の《男と女》の言及

【ブラウニング】より

…この作品は上田敏の《海潮音》に〈春の朝(あした)〉として訳出されている。 46年には女流詩人エリザベスと結婚,フィレンツェで幸福な生活を送り,傑作《男と女》(1855)を完成させた。〈サウル〉など問題作を含むが,古戦場の塔の中で〈亜麻色の髪の乙女われを待ちぬ〉とうたう〈廃墟の恋〉は,晩年の《アソランドー》(1889)の〈至上善〉に通じる比類ない愛の賛歌である。…

※「《男と女》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」