《知恵の悲しみ》(読み)ちえのかなしみ

世界大百科事典(旧版)内の《知恵の悲しみ》の言及

【グリボエードフ】より

…1817年から外務局に勤め,18年末外交使節団の一員としてペルシアへ派遣される。ペルシアとグルジアにあって,22年から24年へかけて《知恵の悲しみ》を執筆,それまで書いていた軽い〈サロン喜劇〉風の作品と違って,ロシア最初の本格的な喜劇の傑作となった。外国から帰った理想家肌の青年チャツキーが辛辣な毒舌を発揮して,阿諛,追従,賄賂のはびこる因襲的な社会との対立があらわになってゆく。…

※「《知恵の悲しみ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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