《福祉国家の将来》(読み)ふくしこっかのしょうらい

世界大百科事典(旧版)内の《福祉国家の将来》の言及

【クロスランド】より

…多数の論文を《エンカウンターEncounter》誌に発表しているほか,主著に《イギリスの経済問題Britain’s Economic Problem》(1953),《The Future of Socialism》(1956)がある。このうち後者は日本では《社会主義の将来》(1959刊)および《福祉国家の将来》(1961刊)としてそれぞれ別の訳者によって邦訳,紹介されている。この著書をもってクロスランドは資本主義でも社会主義でもない第三の道としての福祉国家の実現を提唱する,いわゆる福祉国家論者として位置づけられている。…

※「《福祉国家の将来》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」