《秘蔵宝鑰》(読み)ひぞうほうやく

世界大百科事典内の《秘蔵宝鑰》の言及

【空海】より

…このころ,漢字辞書として日本最初の《篆隷万象名義(てんれいばんしようめいぎ)》30巻を撰述した。830年天長六宗書の一つである《十住心論》10巻,《秘蔵宝鑰(ほうやく)》3巻を著し,真言密教の思想体系を完成した。《弁顕密二教論》では顕教と密教を比較して,顕教では救われない人も密教では救われること,即身成仏の思想を表明しており,これを横の教判といい,《十住心論》の縦の教判に対する。…

【十住心論】より

…第十住心では〈実の如く自心を知る〉ことが説かれ,この心を悟っていく階梯を10の段階に分けて追求したために〈十住心〉の名があるが,あわせて各宗の教理の優劣浅深を判釈(はんじやく)している。《十住心論》を簡略化したものに《秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)》3巻がある。【和多 秀乗】。…

※「《秘蔵宝鑰》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

政府開発援助

政府ベースの経済協力の一つで,特に先進国政府が発展途上国の経済開発などを促進するため財政資金を使って供与する援助。 (1) 2国間での直接援助と,(2) 国際機関を通じての多国間援助に分けられる。直接...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android