《義経物語》(読み)よしつねものがたり

世界大百科事典(旧版)内の《義経物語》の言及

【義経記】より

…作者不詳。《判官(ほうがん)物語》《義経(よしつね)物語》ともいう。源義経の一代記だが,義経が平家追討の大将として活躍するもっとも華やかな時期の事跡はほとんど書かれず,幼少期と,平家滅亡後兄の源頼朝に追われて自殺するまでの逸話を内容とする。…

【高館】より

…なお,源義経の自害の梶原景時の死を語る《含状(ふくみじよう)》はその続編である。《義経記》巻八,《義経物語》巻八などと同じく,義経をめぐる物語のうち,奥州高館における最期を中心とする。特に赤木文庫本《義経物語》とは密接な関係があり,両者の背後には膨大な量の義経の物語の存在が想定されている。…

※「《義経物語》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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