《翁面》(読み)おきなめん

世界大百科事典(旧版)内の《翁面》の言及

【式三番】より

…世阿弥の著書によれば,室町時代初期には,特殊な神事能以外は《父尉》を省くのが常態となっていたことがわかるが,〈式二番〉とは呼ばずに,もとの名称を引き継いでいた。二番のうち《翁》は古くは《翁面(おきなめん)》とも称した。また《三番猿楽》はのちに〈三番サウ〉と略され,文字も〈三番叟〉または〈三番三〉と書かれるようになった。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」