《聖セバスティアンの殉教》(読み)せいせばすてぃあんのじゅんきょう

世界大百科事典(旧版)内の《聖セバスティアンの殉教》の言及

【ダンヌンツィオ】より

…一方,1903年から12年にかけて,ダンヌンツィオの詩作品としては最大の傑作である五部作《空と海と大地と英雄たちの賛歌》を発表した。この間,経済的事情からフランスへ逃れ,ドビュッシーの音楽でも知られる劇作《聖セバスティアンの殉教》(1911)などをフランス語で発表するが,第1次世界大戦が始まると参戦を唱え,みずからも多くの戦闘に加わり,ついには片目を失明するにいたった。戦後も少数の義勇兵を率いてユーゴスラビア領フィウメを占領(フィウメ占領)するなどの直接行動をつづけ,さらにはファシズムが台頭すると,これを支持する立場をとった。…

※「《聖セバスティアンの殉教》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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