《自由な社会主義》(読み)じゆうなしゃかいしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の《自由な社会主義》の言及

【ドメラ・ニーウェンハイス】より

…下院議員に選ばれたが(1884‐91),議会主義を否定し,彼の指導下に社会民主同盟が選挙への不参加を決定したため,トルールストラらは分離して94年社会民主労働党(SDAP)を結成した。その後ますますアナーキズムに傾斜し,97年社会民主同盟から脱退,《自由な社会主義De Vrije Socialist》誌を創刊しアナーキズム,反軍国主義を説いた。近年その思想が再評価され,アムステルダムにドメラ・ニーウェンハイス博物館が開設された。…

※「《自由な社会主義》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」