《薩摩辞書》(読み)さつまじしょ

世界大百科事典(旧版)内の《薩摩辞書》の言及

【前田正名】より

…9歳で鹿児島城下の蘭学者八木玄悦の門に入り,16歳のとき長崎へ留学,同藩士五代友厚,中原猶介らの武器購入を助け,坂本竜馬,陸奥源次郎(宗光)らの〈亀山社中〉と交流するなど,時勢の激動を体験した。また兄正穀(献吉)とその友人高橋良昭(新吉)が,オランダ人フルベッキの援助で進めていた英和辞書(いわゆる《薩摩辞書》)の編集に参加した。1869年(明治2),大学校留学生として渡仏,普仏戦争(1870‐71)を体験し,76年末に帰国。…

※「《薩摩辞書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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