世界大百科事典(旧版)内の《薫樹累物語》の言及
【伊達競阿国戯場】より
…歌舞伎初演の翌年3月,達田弁二,吉田鬼眼,烏亭焉馬合作によって人形浄瑠璃になり,江戸肥前座で上演された。近年では歌舞伎でも文楽でも累の筋が独立し,おもに《薫樹累物語(めいぼくかさねものがたり)》の外題で上演される。多くの〈累物〉の中でも,怪談より女心の哀れさに重点を置いた佳品で,初演の半四郎の型が後世に伝わった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」