《蘇報》(読み)そほう

世界大百科事典(旧版)内の《蘇報》の言及

【上海】より

…清朝の権力の及ばぬ租界は,反清民族運動にとって好適な活動の場で,新しく発達した新聞・雑誌という手段でさまざまな言論が自由に発表された。1903年,上海愛国学社の機関誌である《蘇報》上で章炳麟(太炎)や鄒容(すうよう)は,反清民族革命論を説き,〈蘇報案(事件)〉をひきおこしたが,すでに清朝にはこれを処罰する力はなかった。辛亥革命前の上海は,商工会の民族資本家を中心に,一種の自治都市ともいえる実力を保有していた。…

※「《蘇報》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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