世界大百科事典(旧版)内の《街の女マギー》の言及
【クレーン】より
…大学を中退してニューヨークに出,新聞記事を書きながら創作に従事した。在学中に書き始めた《街の女マギー》は,ニューヨークの貧民街に住む少女の過酷な運命を描いたもので,アメリカ最初のすぐれた自然主義小説といわれるが,出版社が忌避し,1893年自費出版する(改訂版1896)。W.D.ハウエルズ,H.ガーランドに認められたもののほとんど売れず,生活は困窮した。…
※「《街の女マギー》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」