世界大百科事典(旧版)内の《裁判官への警告》の言及
【シュペー】より
…ドイツのイエズス会士,詩人。哲学と道徳の教授ののち,1629年から2年,魔女裁判で死刑宣告された200人もの女性の聴罪師を務め,その無残さに抗議した《裁判官への警告》(1631)を著した。死後出版の詩集《ナイチンゲールに競って》(1649)は,平明流麗な言葉で神秘的な神への愛をうたい,当代随一のカトリック抒情詩との評価をうけ,ロマン派の詩人,特にC.ブレンターノに大きな影響を与えた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」