《複合汚染》(読み)ふくごうおせん

世界大百科事典(旧版)内の《複合汚染》の言及

【豊田四郎】より

… 女を多く描き,フェミニストともいわれたが,そのフェミニズムは,女の美しさよりも無知や貪欲さを凝視する目のきびしさと執念に特色があるといわれる。有吉佐和子のベストセラー小説を人間喜劇的に映画化した《恍惚の人》(1973)ののち,同じ作者の《複合汚染》の映画化も企画したが流れ,また長い間執念を燃やしつづけた西鶴の本格的映画化も見果てぬ夢に終わった。【柏倉 昌美】。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」