《言語史原理》(読み)げんごしげんり

世界大百科事典(旧版)内の《言語史原理》の言及

【パウル】より

…ベルリン大学,ライプチヒ大学に学び,のちフライブルク大学,ミュンヘン大学教授としてゲルマン語を講じたが,その文献学的な歴史研究は現在のゲルマン語学の基礎を築くものであった。著作としては《ドイツ語辞典》や《ドイツ語文法》(5巻)などのほか,《言語史原理Prinzipien der Sprachgeschichte》(1880)があり,これはK.ブルクマンを中心とする青年文法学派の言語理論を代表する著作であると同時に,今日でも言語の歴史的研究を志す者には必読の書とされている。【風間 喜代三】。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」