《貞観交替式》(読み)じょうがんこうたいしき

世界大百科事典(旧版)内の《貞観交替式》の言及

【交替式】より

…平安時代初期,内外官の交替に関する規則を集成した法規集。《延暦交替式》《貞観交替式》《延喜交替式》の3種があり,いずれも勘解由使(かげゆし)によって編纂された。奈良時代には,外官(地方官)たる国司の交替に際し,後任の国司が前任の国司から事務引継ぎを受けるに当たって,一種の会計監査を行い,前任国司は解由(げゆ)という監査済の証明書をもらって都に帰任するしくみになっていた。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」