世界大百科事典(旧版)内の《貨幣国定学説》の言及
【クナップ】より
…はじめ統計学者として,ついでシュトラスブルク大学時代は農業史家として知られ,またこの時期以降,G.シュモラーやL.ブレンターノらとともに新歴史学派の中心人物の一人として活躍した。最大の業績は《貨幣国定学説》(1905)で示された貨幣理論である。彼は〈貨幣は法制の創造物である〉という定式をたて,貨幣が国家の公布によって通用力を与えられた表券的支払手段であるとした。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」