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《近代民主政治》 きんだいみんしゅせいじ

世界大百科事典内の《近代民主政治》の言及

【民主主義】より

…そもそも民主主義とは参加(政治参加)なのか抵抗なのか,仮に参加だとしても,民主主義はそれを支える特定の文化なしに実現可能か否か,一般に現状での参加は不十分であって,より多くの参加なしには真の民主主義とはいえないのではないか,いや政治過程への人々の活発な参加はむしろ端的に全体主義に帰着するのではないか,民主主義の統治能力は信頼しうるのか,さらにまた,国際間の問題を考えてみれば,かつてトックビルが期待したように,民主主義は必然的に平和主義をもたらすであろうか。民主主義にとって自治の実践の重要性を指摘した,現代民主主義論最大の古典の一つである《近代民主政治》(1920)の中で,J.ブライスは,〈民主主義は国際関係を改善し,平和を確保する点に業績が乏しかった〉けれども,それでも,大戦の〈禍害の責を負うべきは民主政治ではなく〉,責任は〈人間性における欠陥〉や〈傍若無人な軍事的野心〉や〈ナショナリズムの熱情〉にあると述べた。しかし,果たして安心してそういいきれるであろうか。…

※「《近代民主政治》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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