《逆徒》(読み)ぎゃくと

世界大百科事典(旧版)内の《逆徒》の言及

【平出修】より

…生田葵山(きざん)の小説《都会》(1908)の発禁事件や,与謝野鉄幹との縁で担当したと言われる大逆事件の弁護が有名である。ことに大逆事件に際しては,石川啄木に事件の真相を伝えて影響を与え,自らも幸徳秋水らをモデルにした《逆徒》(1913)その他の小説をものして時代に抗した。それらの全業績は戦後に再評価され,《定本平出修集・正続》(1965,69)に収められた。…

※「《逆徒》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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