世界大百科事典(旧版)内の《通俗平妖伝》の言及
【平妖伝】より
…もと講談であったものを,元末の羅貫中がまとめたとされる20回本と,それを明末の馮夢竜(ふうぼうりゆう)が増訂した40回本の2種類のテキストがあり,清代以降は,もっぱら後者が行われた。日本では,寛政年間(1789‐1801)に部分訳である《通俗平妖伝》が出たほか,滝沢馬琴は本書を愛読したことで知られる。【村松 暎】。…
※「《通俗平妖伝》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」