《進化新論》(読み)しんかしんろん

世界大百科事典(旧版)内の《進化新論》の言及

【石川千代松】より

…84年ドイツに留学,A.ワイスマンに師事し,師の生殖質連続説や進化理論に強く影響される。91年に著した《進化新論》にはそれがよく現れている。帰朝後,東京大学理学部助教授,農学部教授となる。…

【進化論】より

…その講義はのち石川千代松訳《動物進化論》(1883)として刊行された。石川は《進化新論》(1891)を,丘浅次郎は《進化論講話》(1904)にはじまる多数の著作を書き,進化論を普及させた。これらと並行しダーウィン,スペンサー,ハクスリー,ワイスマンなどの著作もあいついで翻訳された。…

※「《進化新論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」