世界大百科事典(旧版)内の《進歩とは何か》の言及
【ミハイロフスキー】より
…当局からしばしば執筆停止や首都追放処分を受けたが亡命を拒み,反動期80年代にも合法,非合法の境界で活動を続け,民主主義的インテリゲンチャの間に大きな影響力をもった。社会学的歴史解釈の著《進歩とは何か》(1869)はイギリスの哲学者スペンサーの社会有機体説を批判しており,ナロードニキ主義の基本文献の一つである。 彼は〈個人性の原理〉を世界観の中心にすえた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」