《重修宣和博古図》(読み)ちょうしゅうせんなはくこず

世界大百科事典(旧版)内の《重修宣和博古図》の言及

【徽宗】より

…生来,書画,古器物を愛好する徽宗は,全国より名器を開封に集め,鑑賞のベテランでもある蔡京や,書・画学の博士らと鑑識,整理のうえ,内府に蔵した。このころ勅撰せられた《宣和書譜》《宣和画譜》《重修宣和博古図》などが現存するが,これらは書画,古器物鑑賞の学問を集大成したものとして高く評価される。このほか徽宗の悪政の一つに数えられている花石綱(かせきこう)も,文化史の上からみれば,またちがった評価が下される余地があるようである。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」