《陸宣公奏議》(読み)りくせんこうそうぎ

世界大百科事典(旧版)内の《陸宣公奏議》の言及

【奏議】より

…内容は政治の得失を論じるのが多いが,儀式や謝恩や天変地異について述べる場合もある。最も有名なのは,唐の陸贄(りくし)の《陸宣公奏議》であって,日本でも江戸時代に数種の和刻本が刊行された。文体としては駢文(べんぶん)(四六駢儷文)が模範とされた。…

【陸贄】より

…792年(貞元8)には同中書門下平章事となったが,795年裴延齢らに讒言(ざんげん)されて忠州(四川省忠県)別駕に左遷され,同地に没した。諡(おくりな)を宣といい,その草した詔勅や奏議は,《陸宣公翰苑集》(《陸宣公奏議》)24巻に収める。【谷川 道雄】。…

※「《陸宣公奏議》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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