《集韻》(読み)しゅういん

世界大百科事典(旧版)内の《集韻》の言及

【韻書】より

…中古音とは《切韻》によって示される音韻体系であるといいながら,じっさいには《広韻》をもって中古音を代表させるならわしであって,中国音韻学の中心的存在である。丁度らの撰《集韻》(1039)も,音韻体系上《広韻》と大同小異の,切韻系の韻書である。中国の韻書は,一般に擬古的,規範的であって,現実の音韻体系を共時的に記述したものはないといってよい。…

※「《集韻》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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