《難経》(読み)なんぎょう

世界大百科事典(旧版)内の《難経》の言及

【扁鵲】より

…しかし同じ書の該当人物の伝にその記録がないことと彼らの生存年代が数百年にわたっていることから,扁鵲は実在の人物ではなくて数種の伝説をまとめたものであろうとか,山東地方にあった鳥の伝説が変化したものであろうなどの説がある。《難経(なんぎよう)》の撰者であるという説もあるが,それは彼の名声に仮託したものである。後世,名医の代名詞としても使われた。…

※「《難経》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」