《電報新聞》(読み)でんぽうしんぶん

世界大百科事典(旧版)内の《電報新聞》の言及

【毎日新聞】より

…03年,本山が社長に就任,新聞の独立のためには経営の独立が必要だとして〈新聞商品主義〉を掲げて約30年間経営に当たり,《大毎》の発展に貢献した。《大毎》は早くから東京進出を考えており,06年東京の《電報新聞》(1903創刊)を買収して《毎日電報》としたが振るわなかったため,11年3月東京最古の日刊紙であった《東日》を合併経営するにあたって《電報新聞》をこれに吸収し,系列紙としての新しい《東京日日新聞》を発足させた。《大毎》は日露戦争に際して戦況報道で部数を伸ばし,その講和交渉の報道で他紙をリードしたが,さらに明治後期にはライバル紙《大阪朝日新聞》としばしば拡販競争や論戦を繰り広げ,また鉄道マイル数競争(社内社会部記者の鉄道による取材競争)など人目を引く各種のイベントを催し,読者獲得に成功した。…

※「《電報新聞》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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