《電磁気学》(読み)でんじきがく

世界大百科事典(旧版)内の《電磁気学》の言及

【マクスウェル】より

… 彼の才能は,14歳のときエジンバラ王立協会に発表した卵形曲線の作図法やエジンバラ大学教授のJ.D.フォーブスの下で行った色彩学の研究などにより早くから認められていた。彼の研究は古典物理学全域に及んでいるが,その最大の成果は電磁気学を確立したことである。フランスのA.M.アンペール,ドイツのW.E.ウェーバーらが進めてきた遠隔作用の考え方を中心とする電気力学に対して,当時のイギリスにはケンブリッジ大学を中心に別の方法を求めようとする気運があった。…

※「《電磁気学》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」