《音楽原論》(読み)おんがくげんろん

世界大百科事典(旧版)内の《音楽原論》の言及

【ユークリッド】より

…生涯については,はるか後年のパッポス(3世紀),ストバイオスStobaios,プロクロスProklos(Proclus)(いずれも5世紀)による断片的報告が知られているにすぎないが,それによるとおそらくアルキメデス,ペルゲのアポロニオスより少し年長で,アレクサンドリアで活躍していたことがわかる。数学上の多くの著書を書き,その中で《ストイケイア》《デドメナ》《光学》《反射光学》《音楽原論》《天文現象論》はギリシア語原文が残存している。そのほか,アラビア語,ラテン語の翻訳を通してのみ知られている小品や,散逸してしまった作品がある。…

※「《音楽原論》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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