《風土》(和辻哲郎)(読み)ふうど

世界大百科事典(旧版)内の《風土》(和辻哲郎)の言及

【風土】より

…風土は中国起源の語で,元来,季節の循環に対応する土地の生命力を意味した。土地は,天地の交合によって天から与えられた光や熱,雨水などに恵まれているが,生命を培うこれらの力が地上を吹く風に宿ると考えられたのであろう。…

【和辻哲郎】より

…日本倫理学会を創立(1950),文化勲章を受章した(1955)。著作は《ニイチェ研究》《ゼエレン・キェルケゴオル》《古寺巡礼》《風土》《日本古代文化》《原始仏教の実践哲学》《日本精神史研究》《鎖国》《倫理学》《日本倫理思想史》《桂離宮》《国民統合の象徴》など。このうち,特に有名なのは《古寺巡礼》(1919),《風土》(1935)である。…

※「《風土》(和辻哲郎)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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