《鳳城の花嫁》(読み)おおとりじょうのはなよめ

世界大百科事典(旧版)内の《鳳城の花嫁》の言及

【東映[株]】より

…この中編もので,中村錦之助,東千代之介らが一躍スターとなり,千恵蔵,右太衛門を中心に若手スターと,さらに月形竜之介,大友柳太郎といった中堅スターを擁して,1950年代には他社の追随を許さない時代劇王国を形成した。伊藤大輔内田吐夢,マキノ正博(雅弘),今井正,家城巳代治,関川秀雄などの監督陣も層の厚さを誇り,現代劇でも《米》(今井正監督,1958),《裸の太陽》(家城巳代治監督,1958)など意欲的な作品を製作,また,他社に先がけて色彩シネマスコープ作品《鳳城の花嫁》(松田定次監督)を手がけて反響を呼んだ。1956年には東映動画株式会社を発足させ,アニメーションの製作に進出,60年には第二東映による作品の配給を開始し,また一貫して直営館の充実を図るなど,合理化と多様化を基礎とする経営基盤の安定化策を採った。…

※「《鳳城の花嫁》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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