《黄帝宅経》(読み)こうていたくきょう

世界大百科事典(旧版)内の《黄帝宅経》の言及

【方位】より

…《墨子》貴義篇には,墨子が旅行の方位を説く占い師をやりこめた話が載せられているが,ここにも見られるように戦国期には陰陽五行家が出て,陰陽五行説に《易》の哲学を合わせ,各方角に五行,八卦あるいは十干十二支を配して一つの宇宙人生観を作ったものと考えられる(干支)。 方位においてはとくに住居が問題になるが,これについてさまざまな点から論及した書物は《黄帝宅経》が最初である。これは黄帝の名を冠してはいるが唐代の作と考えられている。…

※「《黄帝宅経》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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