世界大百科事典(旧版)内のアイエール,C.の言及
【核戦略】より
…有事の際は,他の国々と同盟するだろうが,防衛はフランス自身のために,その責任と独自のやり方で防衛されねばならない〉というものであった。この方針を受けてアイエールCharles Aillere参謀総長は67年,ソ連だけを仮想敵国とする戦略を否定して,〈一つの方向だけでなく,あらゆる方向に対して介入できる能力を持たねばならない〉とする〈全方位戦略défense tour azimuts〉を提唱した。この戦略の背後には,フランス独自の核戦力保持の狙いがあった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」