アイコノスコープ管(読み)あいこのすこーぷかん

世界大百科事典(旧版)内のアイコノスコープ管の言及

【ツウォリキン】より

…アメリカの電子工学者。テレビ撮像管〈アイコノスコープ〉を発明し,全電子式テレビを完成したことで名高い。ロシアのムーロムに商人の子として生まれた。ペトログラード(現在のレニングラード)工科大学で,ブラウン管を用いたテレビについてロージングB.Rosingの下で学んだ。1912年にパリのコレージュ・ド・フランスでP.ランジュバンの指導を受けてX線の研究に従事した。第1次世界大戦の勃発とともに帰国して,通信隊将校としてつとめた。…

【テレビジョン】より

…これは当時としては世界でもっとも高い水準にあった。 しかし,33年にアメリカのV.K.ツウォリキンが,光電変換機能と電子的な走査機能の両方の機能を備えた真空管(撮像管と呼ぶ),アイコノスコープ管の開発を成功させたことによって,それまでのテレビの技術的な問題点を大幅に解決することになった。図2にアイコノスコープ管の概要を示した。…

※「アイコノスコープ管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android