アウトレンジ戦法(読み)あうとれんじせんぽう

世界大百科事典(旧版)内のアウトレンジ戦法の言及

【戦法】より

…一般に知られている海軍の〈漸減戦法〉は,《連合艦隊戦策》における〈作戦方針〉で,来攻する優勢な敵艦隊に対し各段階で各種手段を尽くしてその勢力を減殺したのち,決戦を挑もうという戦策であり,旧海軍の定義から厳密にいえば〈戦法〉といいがたい。〈アウトレンジ戦法〉は,敵の射程外,攻撃圏外から攻撃を加えようという旧海軍の戦法で,敵より長距離攻撃の可能な航空機または大砲を整備するよう施策してきた。日本海軍はマリアナ海戦(1944年6月)に際し,《第一機動艦隊戦策》で規定したこの戦法を実行したが失敗,その後の日本海軍の戦法は〈必死奇襲戦法〉〈特攻戦法〉〈体当り戦法〉といったものとなった。…

※「アウトレンジ戦法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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