世界大百科事典(旧版)内のアカイロトモエの言及
【トモエガ】より
…幼虫はネムノキの葉を食べる。雌雄の差異のほか,この属のガは,5,6月に現れる1化の個体と,夏秋に現れる2化の個体では斑紋に相当な相違があり,とくにオスグロトモエの1化の個体では雌雄ともに明るい緑褐色を呈し,巴状紋を欠いていて,アカイロトモエと呼ばれたこともある。なお,同じくヤガ科のうちにオオトモエ,シロスジトモエなど,上記2種のほかにも類似の巴状紋をもつ種があるが,別属とされている。…
※「アカイロトモエ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」