世界大百科事典(旧版)内のアカデム・ゴロドクの言及
【シベリア開発】より
… シベリア開発の特色の一つは学術・文化面の事績である。1957年オビ川のほとりの森の中にソビエト連邦科学アカデミー・シベリア支部のアカデム・ゴロドク(学術都市の意)をつくり,基礎研究を重視する約30の研究所に当初約7000人の第一線研究者を送り込んだが,やがて国の内外に誇る学術中心となった。また近くのノボシビルスクに国内最大の印刷所や劇場をつくった。…
【ノボシビルスク】より
…現在では機械製作と冶金が工業生産の65%を占め,建設資材,食品,繊維,皮革製品の生産が盛んである。57年,郊外の密林の中に学術都市アカデム・ゴロドクAkademgorodokができてソ連邦科学アカデミー・シベリア支部の約30の研究所が林立し,国際的な学術研究の中心地となった。総合大学のほかに電気,鉄道,経済,医学,教育,貿易の単科大学がある。…
※「アカデム・ゴロドク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」