世界大百科事典(旧版)内のアクチノケラスの言及
【オウムガイ(鸚鵡貝)】より
…オウムガイ類の祖先はカンブリア紀後期に現れ,オルドビス紀に分化し,世界中の海で仲間が栄えたが,内部構造の分化をおもな進化方向とする単一系統樹をなすと考えられている。オウムガイ亜綱の大きい分類系統をみると,根幹をなすエレスメロケラス目Ellesmeroceratidaのほかに,連室細管や気房中に著しく沈殿物をつくり構造の複雑な殻をもったエンドケラス目(内角石類)Endoceratidaとアクチノケラス目(珠角石類)Actinoceridaがある。オルトケラス目(直角石類)Orthoceratidaも分化した。…
※「アクチノケラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」