世界大百科事典(旧版)内のアサバスカ族の言及
【モンタニャール】より
…従来もラデー族,ジャライ族,バナール族等の反政府的な動きがみられたが,最近のインドシナ戦争の過程で,彼らは〈被抑圧民族防衛統一戦線(FULRO)〉を結成し,平地民による山地入植反対,山地諸民族の言語・教育等の主権回復等,共通利害の追求に乗り出している。(2)カナダ北西部からアラスカ中部のロッキー山系に住むインディアンのアサバスカ族Athabaskanのこと。内部的に,タナナ族Tanana,クチン族Kutchin,コユコン族Koyukon等多くの言語集団に分岐している。…
※「アサバスカ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」