世界大百科事典(旧版)内のアショーカ王法勅の言及
【アショーカ】より
…そしてダルマの理想を詔勅として発布し,官吏や民衆に知らしめるためそれを領内各地の磨崖や石柱に刻ませた。これがアショーカ王法勅として知られるものである。その後,王はダルマの宣布のために自ら領内を巡行するとともに,もっぱらダルマの普及にあたる特別の官吏(法大官dharmamahāmātra)を任命し,さらに使節を遠く西方のギリシア人世界や南方のスリランカにまで送った。…
※「アショーカ王法勅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」