世界大百科事典(旧版)内のアジモ場の言及
【アマモ】より
…花期は日本の本州では4~5月。世界の北半球の温帯~寒帯の海岸に広く分布し,貝や稚魚の育つ藻場を形成するが,これはアマモ場またはアジモ場と呼ばれる。また根茎や若芽に甘味があるため食べられ,甘藻の名がある。…
【海岸】より
…海洋に面する陸地のうち,波浪や潮汐などの影響を直接受ける幅の狭い帯状の地域。陸地と海洋の境界領域として独特の地理的・生態的環境をなす。 陸地と海面とが交わる線を海岸線あるいは汀線というが,毎日の潮汐の上下(干満)につれてその位置は時間的に変化し,前進・後退する。平均的な高潮位と低潮位に対応する汀線を,それぞれ高潮(汀)線,低潮(汀)線といい,両者によって挟まれる地帯を潮間帯という。高潮線より内陸側も波浪,とくに暴風時の波浪によって影響を受けるので,低潮線と波浪の作用の及ぶ陸の限界の間を海浜sea shoreまたは単に浜shoreとよぶ。…
※「アジモ場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」