世界大百科事典(旧版)内のアジュベ,A.の言及
【ユーゴスラビア】より
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[近代~現代]
民族意識の高揚とともに,セルビアではクルスティチやヨバノビッチPaja Jovanović(1859-1957)がセルビア人の民俗や歴史を描き,クロアチアではブコバツやメドビッチCelestin Medović(1857-1920)がいる。スロベニアのアジュベAnton Ažbe(1862-1905)はミュンヘンに画塾を開き,世紀末から20世紀にかけて,ロシア出身のカンディンスキー,ヤウレンスキー,グラバーリIgor' Grabar'(1871-1960)ら広くスラブ人の画家たちに影響を与えた。スロベニアの印象派の画家であるヤコピッチRihard Jakopič(1869-1943),ヤーマMatija Jama(1872-1947),グロハルIvan Grohar(1867-1911),ステルネンMatej Sternen(1870-1949)やセルビアの表現主義の画家ペトロビッチNadežda Petrović(1873-1915)も,アジュベの門下から出ている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」