世界大百科事典(旧版)内のアステュダメイアの言及
【ペレウス】より
…異母兄弟を殺してフティアへ逃げた彼は,同地の王エウリュティオンEurytiōnから罪を潔(きよ)められ,王女アンティゴネと領地の一部を与えられて王とされた。しかしカリュドンの猪狩りで誤って義父を死なせたため,イオルコス王アカストスAkastosのもとへ行き,彼から罪を潔められたが,王妃アステュダメイアAstydameiaが彼に恋し,密会を迫った。彼がそれを拒むと,王妃はアンティゴネに偽りの使者を送る一方,夫にも彼が邪恋を寄せたと訴えた。…
※「アステュダメイア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」