世界大百科事典(旧版)内のアステーブルマルチバイブレーターの言及
【マルチバイブレーター】より
…(2)2ヵ所ある結合回路を図3のように直流分を伝送しないCとRでそれぞれ交流的に構成すると,0.7CR秒間の準安定状態を交互に繰り返す方形波の自励的弛張発振回路となる。これを非安定マルチバイブレーターもしくはアステーブルマルチバイブレーターと呼び,方形波の発振器やクロックパルス発生器として使用される。(3)2個ある結合回路のそれぞれを図4のように交流結合と直流結合回路にすると,トリガー入力ごとにCRの時定数で定まる一定時間の準安定状態を発生する回路となり,各種のタイマーや波形整形回路として使用される。…
※「アステーブルマルチバイブレーター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」