アスナロ属(読み)あすなろぞく

世界大百科事典(旧版)内のアスナロ属の言及

【ヒノキ(檜)】より

…多肉質の球果をもつネズミサシ亜科を前者から分けることもある。ヒノキ亜科にはヒノキ属Chamaecyparis,アスナロ属Thujopsis,クロベ属Thuja,ネズミサシ属Juniperus,ビャクシン属Sabinaなどが日本に自生するほか,イトスギ属Cupressus(北アメリカ,地中海沿岸,中国に分布),ショウナンボク属Culocedrus(オニヒバC.decurrens Florin)が栽植される。一方,カリトリス亜科には,カリトリス属Callitris(タスマニア~ニューカレドニア),ネオカリトリス属Neocallitris(ニューカレドニア),ディセルマ属Diselma(タスマニア),リボセドルス属Libocedrus(東南アジア~太平洋諸島,オレゴン~メキシコ),アクティノストロブス属Actinostrobus(西オーストラリア),南アメリカ南部にフィツロヤ属Fitzroya,ピルゲロデンドロン属Pilgerodendron,アウストロケドルス属Austrocedrusがあり,テトラクリニス属Tetraclinis,ウィドリングトニア属Widdringtoniaはそれぞれ地中海沿岸,アフリカ南部に分布する。…

※「アスナロ属」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android