アスペルギルス病(読み)あすぺるぎるすびょう

世界大百科事典(旧版)内のアスペルギルス病の言及

【コウジカビ(麴黴)】より

…クロカビA.niger V.Tieghem(英名black mold)も餅,米飯,パンなどにごく普通である。応用性の高い反面,有害菌もあり,フミガツスコウジカビA.fumigatusは40℃でよく生え,鳥類(ときに人体)の肺に生えて病気(アスペルギルス病)をおこし,カワキコウジカビA.glaucus群はやや乾いたものを好むので,塩分や糖分の多い食品や皮革製品,レンズなどに発生することが多い。ニホンコウジカビに近いフラブスコウジカビA.flavusはカイコをはじめとする昆虫のこうじかび病をおこし,有毒のアフラトキシンを生産し,マイコトキシン研究の端緒となった。…

※「アスペルギルス病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む