世界大百科事典(旧版)内のアスマリ石灰岩層の言及
【ガッチサーラーン油田】より
…ガッチサーラーン油田は1927年に発見されたが,生産開始は40年で,パイプラインでカーグ島へ送油される。主要油層は第三紀漸新世~中新世のアスマリ石灰岩層で,上部の石灰岩は浅海成の礁状堆積物であるが,下部は苦灰岩化した石灰岩である。孔隙率は8~10%ときわめて小さいが,フラクチャーの発達や水圧破砕法の適用によって生産能力は1万5000~2万5000バレル/日となっている。…
※「アスマリ石灰岩層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」