世界大百科事典(旧版)内のアズド族の言及
【ラフム朝】より
…ササン朝ペルシアの宗主権下にあり,盛時には領域はシリア砂漠からバフライン(現在のハサー)にまで及んだ。最初の数代の王はアズド族の出身であったが,アムルはラフム族に属し,以後1人の例外を除き,代々の王はアムルの子孫によって占められた。6世紀の初めキンダ王国の王ハーリス・ブン・アムルの支配を受けたが,529年ムンジル3世はハーリスとその一族50人あまりを殺してキンダ王国を滅ぼし,シリアへ遠征してアンティオキアまで至った。…
※「アズド族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」