世界大百科事典(旧版)内のアッシーの言及
【ルオー】より
…《聖顔》などの宗教的主題が,風景,道化,古き王たちなどと並んで主題の中核をなし,初期の絶望と罪の表現から,しだいに恩寵と救いの世界へと到達してゆく。45年,フランス東部オート・サボア県アッシーAssyの教会(1950献堂)のためにステンド・グラスを制作。真の意味で現代における唯一の宗教画家であり,フォービスムの周辺にあって,同じように大胆な色彩と激しい筆触による表現性を求めたが,方向はまったく異なり,孤高の表現主義的世界を生み出した。…
※「アッシー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」