世界大百科事典(旧版)内のアップルトン層の言及
【アップルトン】より
…その後,ロンドン,ケンブリッジ両大学の物理学教授を経て,39年から49年まで科学産業庁長官の要職にあった。 1924年,A.E.ケネリーとO.ヘビサイドによって予言されていた電離層の存在を電波の反射波の測定により実証し,2年後には,その上部に新しい電離層(アップルトン層と名付けられた)が存在することを発見した。こうして,電波による電離層の研究に道を開くとともに,電波伝播(でんぱ),電離層などの物理学的研究に顕著な業績を残した。…
※「アップルトン層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」